猫の飼い方・育て方~CAT’S WORLD~

伝染病と予防接種



 予防接種を受けましょう   
ネコを飼われた方は、なるべく早い段階で健康診断を受けるようにしましょう。 そのときに予防接種のことを、獣医さんに相談するといいでしょう。 人間に「おたふく風邪」や「はしか」があるように、ネコにも恐ろしい伝染病が存在します。 それらの一部は、ワクチン接種により予防することができますので、必ず予防接種を受けましょう。



予防出来る伝染病


猫伝染性腸炎(猫汎白血球減少症)
6ヵ月以下の子ネコでは死亡率が高い、猫ジステンパーと呼ばれる恐ろしい伝染病です。

猫ウイルス性鼻気管炎
40度以上の発熱とセキ、くしゃみ、鼻水、目やにがでて、症状が進むと肺炎を起こし死亡することもあります。

猫カルシウイルス感染症
猫のインフルエンザと呼ばれていて、二次感染をおこし、症状が重くなり死亡することもあります。

上記の伝染病は、三種混合ワクチンという、 三つの感染症を予防する混合ワクチンによって予防することができます(←重要)
子ネコは生後60日に一回目、2回目は生後90日に予防接種を受けましょう。2年目以降は、誕生日の前後に1回受ければいいでしょう。

※まれにワクチンに対して、アレルギー反応を起こすネコもいます。
予防接種の時期や回数は、動物病院で相談してください。

予防出来ない伝染病


 その他の危険な伝染病 
三種混合ワクチンで予防できる伝染病以外にも、代表的なものとして
猫白血病ウイルス感染症
猫伝染性腹膜炎
猫免疫不全ウイルス感染症(ネコエイズ)、などがあります。
これらの伝染病は、今のところワクチンが開発されておらず、完全な治療法もありません。 感染しているネコに接触させないことが唯一の予防法なので、子ネコのうちから室内飼育をしたほうが安全なようです。



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