猫の飼い方・育て方~CAT’S WORLD~

猫の目について


 「目」ネコ最大のチャームポイント ミストフェリーズ タバサ

優秀なハンターであるネコの目は、対象の動きをとらえることを得意としています。明視距離は2~6メートルで、それより遠くても近くても、あまり見えないと言われています。

また、ネコの瞳孔は、明るい所ではタテに細く、暗い所では大きくまるくなることで、入ってくる光の量を調節します。さらに、網膜の下にある反射細胞で、光をはね返し増幅することによって薄暗がりの中でも、はっきりとものを見ることができるのです。

健康チェック
目はパチッと開き、目ヤニや瞬膜が出ていないことが健康な状態です。



目のお手入れ方法


チロル 目元はいつも清潔に 玉緒
まず、目の周りが、目やにや涙で汚れていないかチェックしましょう。
ペルシア猫などの長毛種は、涙で汚れてしまうことがあるので、脱脂綿をぬるま湯につけてふいてあげると良いでしょう。 このとき注意すべきことは、片目ごとに新しい脱脂綿を使うこと(もちろん脱脂綿をぬるま湯に二度づけするのも厳禁です)、 そして、ふくのは目の周りの毛だけにして、目に直接触れないようにすることです。
また、あまりにも涙目や目やにが酷い場合、一緒にくしゃみや鼻水などの病気の症状が出ている場合は、なるべく早く動物病院に連れて行きましょう。

目の病気


異常を感じたらすぐに動物病院へ 小太郎 ミケ
猫の目に、何らかの病気の症状(目の充血や目やになど)が出ている場合、ふたつの可能性が考えられます。 ひとつは、結膜炎などの目そのものに問題がある場合。そしてもうひとつが、全身的な病気の症状のひとつとして目に異常があらわれる場合で、 猫伝染性腹膜炎やウイルス感染症、呼吸器系の病気などが考えられます。どちらの場合でも、速やかに動物病院に連れて行くことが望ましいのは言うまでもありません。




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